Initiatives
環境・社会への取り組み
大東商事では、2050年までに
温室効果ガスの排出を全体としてゼロにし、脱炭素社会の実現を目指します。
バイオマス燃料の提供
解体木や樹木を破砕して木チップを製造し、植物系のバイオマス燃料(※)として企業に提供しています。
化石燃料と同様に、バイオマス燃料を使用した際には二酸化炭素が発生します。
しかし、植物系バイオマスは成長過程において、光合成により二酸化炭素を吸収。そのため燃焼時に発生する二酸化炭素と相殺されます。
上記の点から京都議定書においても、バイオマス燃料は化石燃料に代わるカーボンニュートラルな燃料として扱われており、当社では積極的に製造しています。
※バイオマス燃料…動植物から生まれた生物資源(バイオマス)でつくる燃料
高純度バイオディーゼル燃料の使用
当社では一部の車両、重機でReESEL(リーゼル※)を使用することで地球環境に貢献しています。
燃焼によって二酸化炭素を排出しても大気中の二酸化炭素総量が増えないカーボン・ニュートラルです。また、二酸化炭素排出量の抑制が可能になります。
※ReESEL(リーゼル)…てんぷら油等の廃食用油を捨てずにリサイクルすることで製造
マテリアルリサイクルへの取り組み
以前は廃棄・処分していたユニフォームも、何か地球や社会へ貢献出来ないかを社員で考え、断熱材や自動車の吸音材へ、マテリアルリサイクルを実施しています。
2023年8月は作業服214kgのマテリアルリサイクルを実施。二酸化炭素削減効果は871.46kgで、単純焼却した場合より92.4%の削減効果を得られています。
マテリアルリサイクルは、資源の少ないわが国では重要課題の一つです。環境、廃棄物に「NOと言わない」企業として継続的に取り組んでいきます。
災害復旧活動
2016年4月の熊本地震、2020年7月の集中豪雨(令和2年7月豪雨)などの大規模災害では被災家屋から出る廃材や庭木、倒木などの木くずが大量に発生し、緊急復旧のために、これらを率先して引き受けました。
大量の木くずを受入れ・処理できる処分場を有している大東商事だからこそ可能なことです。
2024年1月の能登半島地震でも、弊社代表が元熊本県解体業協会代表理事として、いつでも駆け付ける準備があることをプレゼンいたしました。
これからもこの事業の強みを生かして社会的責任を果たしていきます。
健康経営優良法人
大東商事の従業員の年代は幅広く、シニア層も活躍しています。また、屋外作業の業務もあるので、ともに経営理念を実現するためにも、日々健康に活力をもって働けることが重要だと考えています。
そのため健康経営を取り入れ、健康診断の充足、産業医との連携、社内に向けて健康情報の発信や熱中症対策などの安全衛生確保に努めるなど、従業員が健康に、そして安全安心に働くことができる職場づくりを積極的に行っています。
エコキャップ回収
JCV「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」の協力企業として、集めたペットボトルキャップを資源物に転換して、結果としてワクチンに替えて寄付する取り組みをサポートしております。
「取り組みたいけど、どうしたらいいか分からない」という企業・団体のために、協業という形で窓口になっています。(2023年4月~2024年3月時点:96団体)
ご興味があられる方は、お気軽にお問合せください。
これからも次世代を担う子どもたちのために、地域社会と共に援助を続けていきます。
体験型SDGsイベントの実施
SDGsの取り組みを学ぶ機会を提供するため、地域や行政とともに干潟再生プロジェクトをステージにした『海をキレイに!わくわくSDGs体験会』という体験型SDGsイベントを実施し、地域の方々と環境保全の勉強をしました。
まだ始めたばかりの取り組みですが、今後もこのようなイベントを通して、一人ひとりの意識の変革に貢献していきたいと考えています。
干潟再生プロジェクト
ヘドロが堆積した干潟をもとの姿に戻す取り組みを沖新漁協、福岡大学、コヨウ株式会社と協力して行っています。
ヘドロを分解し、かつ生き物のエサに変える資材を投入しアサリなどの貝類が生息できる環境に改善する取り組みです。まだ課題も多く、道半ばではありますが、会社で取り組むネイチャーポジティブから、環境保全と事業活動を継続的に実施していきます。
地下水保全の取り組み
熊本は世界に誇る地下水都市です。水道水のすべてを地下水でまかなっているところは、日本全国でも他に例がありません。美しく、おいしい水を次世代の財産として残していくために、大東商事は地下水保全活動に取り組んでいます。
熊本市地下水保全顕彰制度では「田植え」や「稲刈り」、当該団体より米などのオフセット商品を購入し、積極的に取り組む企業・団体として、ブロンズ賞を受賞しました。
熊本SDGs経営実現プロジェクト
SDGsでビジネスチャンスを生み出す方法を熊本学園大学の学生と一緒に考える取り組みです。
学生のミライ新聞として『ゼミを通して2050年には「循環型経済デザイン事業」を手がける会社として、環境配慮のコーディネートを行っている』と予想していただきました。
現在我々が目指しているサーキュラーエコノミーの実現のために、静脈産業として広い視野を持ってコーディネート出来る企業になれるように邁進します。